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今日も瀬戸内は美しいです

日記 ここだけの暢気で気儘で勝手なはなし

2016.11.17

・受験

韓国の受験日のようで、様子がテレビで放映されている。この時期になると中学受験のことを思い出す。

いま振り返って思うのは、受験は確かに、その後の人生を大きく左右する人生の交差点と思う。成長期で周りから大きく影響を受ける(吸収する)、大事な数年間を過ごす環境を選ぶことになる。そこで、人としての後天的な要素が出来上がるといってもいいかもしれない。

中高生の時期は、たくさんのいい友達と、安全でいい環境で、たくさん笑って、たくさん泣いて、たくさん悩み考える、濃密な時期であって欲しいと思う。いい時間を過ごすことが出来れば、その後、その時期の友達が人生の友となり、結婚相手となり、そこでの学びが真摯で誠実な性格となり仕事につながることにもなる。わたしのいた中高一貫校の人たちは、多くがそうなっているようだから、そうなのだと思う。中高生の時期とは、そんな大事な大事な、愛おしい時期なのだと思う。その後、決して取り返すことの出来ない、やり直すことも出来ない、一瞬の、貴重な貴重な時間だから。

わたしは窓のカーテンを少しだけ開けて、いつも外を見ていた。病院へ向かう246号線の途中、表参道の輝きが、ほんの一瞬で過ぎ去るのを、車の窓から眺めていた。わたしには、ただ見つめることしか出来なかった。一瞬の輝きを、どうにかして自分の中に留めておきたかった。キラキラ輝くみんなのいる場所には、わたしには、手が届かない。その時の切なさを、永遠に拭い去ることは出来ないのだと思う。