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今日も瀬戸内は美しいです

日記 ここだけの暢気で気儘で勝手なはなし

2016.12.03

・人を支えられる人になりたい

漠然とした表現でいいのなら、えられる人になりたい。意外にも奥く難しいこと。永遠のテーマのひとつ。

 

・季節/橘始黄(たちばなはじめてきばむ)

季節は淡々と移り変わってゆく。待ってはくれない。今は、柑橘が色づき始める頃。常緑植物の柑橘は、永遠を意味するとされ、不老不死の実と言われていたよう。

瀬戸内は本当に柑橘が多い。果物屋さんの店先にはたくさんの柑橘が並んでいる。中には柑橘しか置いていないらしい果物屋さんもある。私にはどれも同じ1種類のみかんに見えるのだけれど。柑橘の山には、ダンボールにマジックで書かれたポップがたくさんげられている。よくよく見ると、どこどこ誰々農家の何というもの、と細かい情報まで表記がしてある。

まるで、同じように見える柑橘達が、それぞれ、どうだどうだと、はちきれんばかりに丸々とした果実の体をひしめき合わせて、ステージアピールしているように見えてくる。

 

・老いは美しく愛おしいこと/映画「アデライン」

白髪を見ると、最近では映画「アデライン」を思い出す。共に年を重ね老いること、それも絆を深める上で大事なことであり、人の営みとしてしいことだと。映画を見たときはピンとこなかった。けれど時間が経って、自分の白髪を見るたびに、映画「アデライン」を観たことで「老い」を美しくおしいものとして印象付けさせてくれたことに感謝する。

似た映画に「ベンジャミンバトン」を思い浮かべる。それを見たときは、自分が若かったためかピンとこないままだった。けれど、自分が白髪(老い)を気にするようになった今では、映画の中でアデラインがまさに1本の白髪に目をめるシーンに、自分の今の姿がなり、その時のアデラインの気持ちまでもねることが出来る。

いい時に、いい映画を観た、と思う。