ソマティック

・ソマティック

私は、「漢方スタイリスト」という称号を持っている。仕事とプライベートの両方からきっかけが重なり興味を持った。学んでみて実感したのは、「漢方」というキーワードの現代生活感覚への馴染みにくさだった。学問そのものは、とても良いし共感するし、これからの現代社会に貢献するだろうと思う。けれども、現代の感覚では、現代を楽しもうとする生活に、漢方を取り入れようと積極的に思えない、現実に漢方というワードが実用的に広まらないのは無理もないと思うのだ。たくさんある他の選択肢に負けてしまうのだ。

医療の分野で、西洋医学に対する東洋医学としては、発展していって欲しいと思う。それが必要だと思う。(漢方スタイリストの講習では、主に医師・歯科医・薬剤師といった医療分野の人が仕事の補助的称号として得るために学んでいた。)けれど問題は治療の分野ではなく、一番大事な「未病」や「養生」という分野についてである。なぜだろう、とずっと心の片隅で考えていた。イメージが、静か過ぎる、暗過ぎる、古過ぎる、大変失礼なのだけれど、そういう気がしてならない。そして、それは、時代の流れの中で仕方のないことのように思う。

 

でも、その中身は古いのではなく、これからの時代にとって新しく必要なものと思うので、それを引き継ぐキーワードが、活動が、運動が、分野が必要で、何か当てはまるものはないのだろうかと思って、色々と見てきた。これから「健康経営」社会になっていくなか、それを支える、人々の心を惹きつける新しいキーワードが必要だと思う。

そんなことを考えていたところ、Googleアラートに気になるキーワードが引っかかった。「ソマティック」というキーワード。心理学に偏っている気がするけれど、心身の統合体としての人間を見つめるというところが大事。気になるキーワードを見つけたと思った。

 

“ソマティック”とは生きている身体、または身体性を意味するので、ソマティック心理学とは身体心理学となる。
まさしく、心身の統合体としての人間存在をインテグラルに理解しようと試みる、古くかつ新しい学問であり、実践である。
従来の心理学の枠を、含んで超える領域である。

http://somaticjapan.org/prospectus