季節 第48侯:水始涸(みずはじめてかるる)

・季節 第48侯:水始涸(みずはじめてかるる)

稲が十分に育ち田から水が抜かれ、田を涸らし、稲刈りが始まる頃。黄金色の稲が風に揺られなびく美しい田園風景が心に浮かぶ

季節は変わってゆく。近くに田はたくさんあるけれど、最近見ていないなと気付く。秋に京都へ行く予定だけれど、身近な秋を、身近にもある本物の自然の秋を、今年は鑑賞しようかと、ふと思う。

瀬戸内に越して来て約1年半が経つ。季節はワンサイクルし、日常の中で、ドライブの車窓から見える自然の季節変化を目の当たりにして過ごして来た。自然に、自然の恵みである季節という自然現象に、大自然に、優しく包まれて過ごしている。自然の少ない都会生活では、季節を感じたいといつも願っていて、ショーウィンドウやイベントから情報として季節を感じていた。今、色々な季節の感じ方があるものだな、色々な生活があるものだな、と知った。比較するものではなく、それぞれにいい面があるものだな、と思う。両方の生活を体験できて、感謝する。またひとつ、世界が広がった。

季節を、72の季節の移り変わりを感じながら過ごす生活は、得るものが大きいなと感じている。とてもいい。