無意識の意識化

・無意識の意識化からのとりとめのない雑談

昨夜、iPhoneのアップデートをした。デザインが以前の方が良かったなと思う箇所があったり、黒文字がはっきり見えるようになっていて、なるほどと思う部分があったりした。以前、iPhoneアプリ開発やデザインに関わっていたこともあり、気になってしまった。

システムの開発をする時に大事なことの一つに、無意識の意識化がある。人は、無意識の中でいろんなことを判断したり選別したりしている。無意識の判断や感覚をいかに沢山見出して明確化し、有効性等から選別してシステムデザインに組み込めるか、は差別化において大事なことだからだ。そういう点が、顧客の愛着になっていく。その無意識は、多くの場合その価値は言語化されてもユーザーには理解されず、実装され使って実感してはじめて理解される。スティーブ・ジョブスの名言にもあるように、ユーザーは本当に欲しいものをわかっていない、ということになる。そこに、システム開発の難しさがひとつある。

BI(放り込んだデータを分析して様々な形で結果を返して、新しい答えを提案してくれるツール)の開発現場にいた頃、営業トークのひとつに「(職人と呼ばれるキーマンの)人間の勘」で判断し進めていたステップを、システム化して、誰にでも進められるようにしましょう、そして生産・開発・改革効率をあげましょう、ということがあった。人間の勘の、システム化。そして、それは確実に成果をあげ、発展し続けている。

それは同時に、価値の変化を意味する。価値は仕事となり、お金となる。システム化される箇所に価値を置いていた人たちは、もちろん自分の価値基準を変えなければならない。そこで、システムの導入について人と人の衝突が起こっているのも現実。

また、システム化された無意識を、あえてアナログに戻すことに価値を見出す人たちも出てくる。ここが、これからの開発において大事な点のひとつだと思うのだが、何を組み込み、何をアナログに求め残すのか、の選別が大事になってくるということ。ここで、ガラバゴス日本製品では、選択出来るようにしようとなり、親切なのか不親切なのか、ボタンや機能や設定がどんどん増えていく。

 

IT商品を扱う世界は、人間の進化と戦っている、とも言えるような気がしてきた。すごいなあ。

 

・・・笑 システム業界のおじさん達との、飲み屋でのおしゃべりになってきた。本当にとりとめのない雑談になってしまったので、この辺でやめておきまする。